夜来 / 飴唄ニレチ (Yarai/Ameuta-Nirechi)
享年:そこそこの若さ
性別:男
身長:約185㎝(ヒール含む)
好き:魚介類、香りの強い花
嫌い:火気、野菜
一人称:あっし
二人称:おたく/あんた
お客さん/~の旦那、等
深夜の環状線に、幽霊列車を従えて現れる亡霊車掌。
町での通り名は「夜来車掌」。
数十年前、積荷の爆発による火災に巻き込まれて命を落とした、荷物列車の車掌(ニレチ)。
爆発物持ち込みの犯人への復讐を果たすべく怨霊と化し、かつては夜な夜な環状線をさ迷っていた。
しかしその傍ら、表沙汰には出来ない怪しげな荷物を運ぶ業務にも手を出してみたところ意外と好評で、最近ではそちらが本業になりつつある。
気が向いたときには、線路や車庫への侵入者に心霊的なちょっかいを出していたりもする。
生前から調子良く茶目っ気があるためか、或いは遺族の供養の甲斐あってか、元の性質が怨霊の割には明るく剽軽。
対照的に、夜間業務や「飴唄」のメンバーとして表舞台に立つ場合には、妖しげで陰のあるキャラクターを前面に押し出している、つもり。
自分の肉の焦げた臭いを気にしているため、人前に出る際には夜来香(イエライシャン)の花の香りを纏っており、姿を見せる時間帯と併せて通り名の由来となっている。
自身の月命日やお盆の時期になると、存命の妻子の元へ帰省している。
現在では息子も家庭を築いており、最近になって二世帯同居を始めたため、孫達の成長を楽しみに帰っている様子。
老人扱いしてもらっちゃあ困るが、可愛い孫ちゃんに「じいじ」って呼んでもらえるんなら大歓迎よ。
家族と共に訪れた町内会のお盆祭りにて、軽い気持ちでカラオケ大会に出場してみたところ上位に食い込んでしまい、それをたまたま屋台巡りをしていた飴唄一行に発見され、スカウトに至った。
生前妻を口説くために練習した歌や楽器の経験を活かしていきたい、と前向きな姿勢。
◆髪
・暖色系ライトグレー
・刈り上げない程度のショートヘア
◆目
・グレー
・眉なし四白眼、決して美男子ではない
◆体
・体型:ひょろがり
・肌色:土気色寄り
・火傷:わりかし全身まんべんなく(左利きなので左側のが若干重症)
◆星パーツ
・通常/ぐんろうせい:マントの襟バッヂ
・かるめら:襟バッヂ
・はこいり:マント留め
「あっしぁ飴唄ニレチ。しがねえ車掌の、おばけでござんす」
「生者を残して死者が逝くんだか、死者を残して生者が往くんだか、んなこた誰も与り知らねえでやんしょう。あっしもお客さんも、ぎゅうぎゅう積まれちゃあ降ろされてく、環状線に乗っかったお荷物に過ぎねえのでさ」
本名は「戸崎義治(とざき よしはる)」。本人が怨霊と化した影響で、誰もその名前を思い出せなくなっている。
命日は夏の終わり頃。