制作者:大槻メトロによる、飴唄周りの創作設定をまとめたページです。

 

より詳細な設定については各音源ページ内の「設定」や、Twitterbotなどをご覧ください。

二次創作等の際に参考になれば幸いですが、あくまで自創作上での設定のため、必ずこの設定に準じなければならない、というものではありません。

 


基本設定

 

飴唄:とある町を中心に活動中のアイドルグループ。各メンバーが輝く人材を見付けて気軽にスカウトしてきたり、コンビニのアルバイト募集的な気軽さでオーディションが開かれたりしているため、すぐメンバーが増える。

飴唄家:ニト・ニヒトの家。現在はにぽ・ニム・ニナが居候している。

とある町:日本らしき国のどこかにある小さな町。海に面しており、植物園や歴史資料館、美術館など観光資源も豊富。

 


ニト

16歳・女性

人間。ニヒトの双子の妹。

グループ内のリーダー的存在。初期からいるため他のメンバーより歌の仕事も多いが、本人としては近場のお祭りのリポートや食べ歩きなどの番組の方が嬉しい。

普段はやる気がなさげだが、思いついたこと・興味を持ったことに対しては何も考えず片っ端から手を出してみる、チャレンジャーな性格。

同年代の他のアイドル(UTAU音源)と比べて女子力が低いかも知れないことを気にしている。

 


ニヒト

16歳・男性

人間。ニトの双子の兄。

メンバーのまとめ役的なポジションにして、飴唄いち穏やかで普通の人。歌の仕事の他、主婦向けの料理コーナーや、涙脆かったり怖がりだったりするためバラエティ番組なども声が掛かるようになってきた。

料理や裁縫などの家事全般が趣味で、毎日の家事の他、時間があれば妹や後輩メンバーのおやつ、衣装などもちまちまと作っている。

他のメンバーへの配慮や愛情も深いが、それゆえにキャラクターとしては癖が弱くて影が薄いのが悩み。

 


にぽ

17歳?・性別不明

影法師のおばけのようなもの。

町に突然現れた「影の中から歌声が聴こえる」という怪異/都市伝説の主。

ある夜、コンビニ帰りのニトが足元に潜むにぽを発見して捕獲、アイドルやろうぜ!と強引にメンバーに引き入れられてしまった。以降、飴唄家に居候しながら歌の仕事を受けている。

非常に消極的で内気な性格で、おしゃべりや人付き合いなどは苦手。また、何事に対してもやたらと自信が薄く、悲観的な意見が多め。

 


ニム

発芽から約2年・雌雄同株(人格的には男性寄り)

人間に憧れて突然変異した多肉植物。

町の小さな植物園の多肉コーナーにて変異後、なんとなく売り物にまじって並ぶ日々を送っていたところを、可愛いお花の鉢植えを買いに来たニヒトが気に入り譲り受けてきた。

勢いで人型になってみた(本人談)は良いものの、まだまだ人間としての免疫力は低く、加えて原産地が南方らしく寒さにも弱いため、いつも風邪らしき症状が現れている。

たどたどしいながらもそれなりに礼儀正しく、人懐っこい方。

 


ニレチ

享年そこそこの若さ・男性

深夜の環状線に現れる荷扱専務車掌(=ニレチ)。

数十年前、積荷の爆発による火災に巻き込まれて命を落とし、怨霊と化した。

町内会のお盆祭りにて、軽い気持ちでカラオケ大会に出場してみたところ上位に食い込んでしまい、それをたまたま屋台巡りをしていた飴唄一行に発見され、スカウトに至った。

生前から調子良く茶目っ気があるためか、或いは遺族の供養の甲斐あってか、性質が怨霊の割には明るく剽軽。

 


仁胡

外見年齢10代後半・男性

町の歴史資料館で働く、元人食い鬼。

遥か昔、人里に踏み入っては人間を捕食していたため封印された。結果、腕力と食欲こそ多少残っているものの、人間の若者程度まで力を抑えられてしまった。

封印後は人間社会で働かされ、歴史資料館設立の際に「昔からいて町の歴史を詳しく知る人物」として学芸員に迎えられ、最終的にはなぜかPR担当としてアイドルにされ歌って踊る羽目になった。

根は真面目で勤勉。ぶっきらぼうで気が短くちょっと頑固ながら、人間が嫌いなわけではなさげ。

 


ニル

享年19歳・女性

古代エジプト辺りの神官のミイラ。

元は天空の女神に仕えた歌い手。他神を信仰する神官により毒殺されミイラにされた。生前に自ら掛けていた呪い(まじない)により蘇り、更に十分な水分を得れば一時的に人間に戻れる。

ミイラの噂を聞き付けた仁胡が、歴史資料館で展示品のアルバイトをしないか、と声を掛けたのがメンバー入りのきっかけ。

新しいもの好きで陽気でラフ。

 


ニジェ

外見年齢10代前半・性別無(少女型の人形)

おんぼろ教団の再興を目指す死神。

自分を祀る教団がじり貧のため、教団のマイナスイメージ払拭と財政の立て直しを決意。飴唄のオーディションに自ら飛び込み、ピンクの髪を気に入ったニムにも懐かれたのち、晴れてアイドルデビューした。

自分本位でめんどくさがり屋、ちょっと刹那主義的なところがありそれが教義にも若干反映されちゃっているが、性質は比較的穏やかで素直。

 


ニナ

外見年齢10代後半・性別無

クオーツ仕掛けの人型ロボット。

元は町の美術館の案内係兼巡回用のロボ。鑑賞時の美しさを重視し、製造の際にインクルージョン(内包物入り)クオーツを多用した結果、挙動が不安定。

なかなかうまく働いてくれず持て余されていたところを、噂を聞き付けて見学に行ったニル&ニジェと宝石トークで盛り上がり、飴唄家に連れてこられた。

AIの情緒や人格のよりどころなどが安定せず、気分の浮き沈みも激しめ。

 


ニリヤ

外見年齢20代前半・女性

海の彼方の神界から来た化けウツボ。

「海の神様の御使い」として、陸上の町が神の降り立つ地に相応しいかを見定めるために、人の姿をとってやって来たハナビラウツボ。自らも神になるべく修行中。

歌と踊りを磨くために飴唄のアイドルオーディションに参加し、面接でにぽとの化けトークを経て合格を果たした。

底抜けに明るくその場のノリで生きているが、根は真面目で努力家でちょっとビビり。

 


ニユス

外見年齢10代半ば・男性

どこにでもいる平凡な悪魔。

人間に力を与えたり直接的に堕落させたりする程の大きな力もその気もないが、他人を程よく堕落させるのが趣味の一環。

身ひとつで駅前で路上ライブをしていたところ、通りがかったニレチに意気込みを気に入られスカウトされた。それ以来自分を見付けてくれたニレチに懐いている。

本人は感情豊かなつもりだが、対応が淡々としており表情も乏しいため、周りには伝わりにくい。

 


ニノン

外見年齢10代半ば・性別無

不良天使コンビの天使っぽい方。

あの世からのお迎えを業務とする天使達の中でも「死後もこの世/生に執着してお迎えに従わない魂を、ぶん殴ってでも連行する実力行使の隊」に所属している天使。

死の気配が色濃いグループである飴唄に目を付けて乗り込んできたが、声と身体能力を見込まれ逆にスカウトされた。

刹那的で享楽主義で、毎日自由気ままに仕事やレッスンなどをサボろうと企んでいる。

 


ニーヴェス

外見年齢20代前半・性別無

不良天使コンビの不良っぽい方。

あの世からのお迎えを業務とする天使達の中でも「死後もこの世/生に執着してお迎えに従わない魂を、ぶん殴ってでも連行する実力行使の隊」に所属している天使。

死の気配が色濃いグループである飴唄に目を付けて乗り込んできたが、相方であるニノンが早々に丸め込まれたため、引きずられる形でメンバー入りした。

横柄で無愛想なものの普段は冷静だが、ニノンとギャンブルのこととなると話は別。